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実験・創造工房]T
2006年6月26日(月)19時ー
ザムザ阿佐谷
監修 林英樹

横山晃子(テラ・アーツ・ファクトリー所属) 『変色』より


個人創作<モノプレイ>
構成・演出・演技
テラ・アーツ・ファクトリーメンバーによる

『変色』

『シロクロ(仮)』

『アンチゴネ』

『ニンゲン病』

シアターファクトリーワークショップメンバーによるモノプレイ
『LULU(仮)』


シアターファクトリーワークショップメンバーによる集団創作
『フランドン農学校』(宮沢賢治作)

『レリーフ』



〈演目紹介〉
個人創作<モノプレイ>

構成・演出・演技 山内直太(taf)
タイトル:『ニンゲン病』

解説
何時でも何か答えを欲しがったり求めたりする
【人間的】な部分を題材にしたい。
考える、という枠に生まれながらにして捉われている、
表現の自由に逆に縛られている。
前回の『ゴースト・U』のテーマの一つでもある『枠』に近いものはあると思います。


構成・演出・演技 横山晃子(taf)
タイトル:『変色』
題材:『GOTH』(乙一)


構成・演出・演技 入好亜紀(taf)
タイトル:『シロクロ(仮)』
題材:『リリィ・シュシュのすべて』(岩村俊二)


構成・演出・演技 佐藤和紅(taf)
タイトル『アンチゴネ』
題材:『アンチゴネ』(ソフォクレス)


構成・演出・演技 小暮美幸
岸田理生作品を下敷きにした作品
タイトル:『LULU(仮)』
題材:『忘れな草』(岸田理生)



集団創作

A 構成・演出・演技 吉田健二、江口和樹
題材:『フランドン農学校』(宮沢賢治作)


B 構成・演出・演技 渡邉いくみ、矢部夏緒里
タイトル:『レリーフ』
題材:『死と狂気〜死者の発見〜』(渡辺哲夫著)
より一部引用、
『秘密の歌』『深く澄んだ目が二つ』(デ・ラ・メア著)

解説
「ある程度の負荷がないと物質は存在出来ない」これはある本に載っていた言葉だ。
人間も重力という「負荷」があるからこそ、この地球上に存在出来る。

最近のニュースを見ると不可解な事件が非常に多い。
ライブドアから始まる一連の事件、秋田の殺人事件など、止めない…。
上で述べた通り、人間はある程度の負荷がないと存在出来ない…。
現代の一連の事件も一種の負荷、「ストレス」によるものだろう。
己に自ら科すストレス、又、自分の気付かぬうちに溜め込んでしまうストレス。
ストレスによって見えて来る己の弱さ、非情なる一面、狂気と正気の表裏一体性…。

人間が受ける負荷。そして、自分では見る事の出来ないニ面性…。
今回は私達にとって未知の内面への導入、扉を開く手筈としての作品になればと思います。


 C 構成・演出・演技 岸俊宏、名嘉高志、土田政文
タイトル:『安置。【Christ】』
題材:『アンチクリスト』(F.W.ニーチェ)

解説
宗教と信念をテーマに「アンチクリスト」の演劇化に挑戦。
利用する者とされる者、双方とも「信念」をもって「神の救い」を説いたはずだが、
今の新興宗教はどうだろう?
情報は無数にあるが、ほとんどが埋もれていく。
そんな無数の「情報」の中、今も「イエス」は辱められ、

ねじまがった「神の教え」は
「幼女レイプ」や「信者からの資産の略奪」という問題を孕みだした。
「真の救い」とは?と考えた時、ニーチェと「出会い」、
「破壊」という「創造」に挑戦する。。。。。
という感じで、集団創作を進めているところ(岸俊宏)


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