実験・創造工房]U
2006年12月20日(水)19時ー21時
ザムザ阿佐谷
監修 林英樹
根岸佳南江
個人創作<モノプレイ>
構成・演出・演技
テラ・アーツ・ファクトリーメンバーによる
『野良』
『人形の家』
『赤い人』
『カラ』
『ニジュウヨニンブンノイチ』
集団創作
シアターファクトリーメンバーによる
『アンチクリスト』
―演目紹介―
1、モノプレイ『ニジュウヨンブンノイチ』 構成・演出・演技 井口香 (10分)
ボクの知らないボクの人生
ボクの知らないボクの罪
ボクと23人の男女奇妙な共同生活…
ボクはボクに閉じ込められる…
内容:連続婦女暴行殺人犯のビリー・ミリガンには彼以外に23人の人格がいた。
彼らがスポットと呼ぶその場所だけが人格をもつ事を許される場所…。
彼らにとってスポットとは、時間とは……。
2、モノプレイ『カラ』 構成・演出・演技 志村麻里子 (10分)
からっぽ、今〜、という意味を込めてます。
内容:『人形の家』(イプセン著)から一人の人間として生きるコト
について考えたいと思いました。
テーマが大きくなってしまい、収拾がつかないのが現状ですが。
テクストもまだはっきり決まっていません。
時・時間を中心に考えています。
3、モノプレイ『赤い人』 構成・演出・演技 入好亜紀 (18分)
参考・テクスト引用:『少女七竈と可愛そうな七人の大人』(桜庭一樹著)
内容:知らない母に対する愛情、憧れ、憎悪、嫌悪。
知らない母に縛られる世界への苛立ち、喜び。
赤ん坊が何も知らない様に、知らない母を知る事の出来ない人間の葛藤。
4、モノプレイ『人形の家』 構成・演出・演技 佐藤和紅 (10分)
題材:『人形の家』
内容:自分流、女との会話方法。
5、モノプレイ『野良』 構成・演出・演技 根岸佳南江 (15分)
題材:『遺品整理屋は見た』(吉田太一《キーパーズ代表取締役》著)、『人形の家』
内容:『遺品整理屋は見た!』『人形の家』を見て考えた作品。
様々な事情、状況、場所で死んだ人間。
どんな人にも生きている限り「死」の時が確実に訪れる。
「死」の瞬間、一体どんな事を思うのか?
6、集団創作『アンチクリスト』(F.W.ニーチェ著より)
構成・演出・演技 岸俊宏、名嘉高志、土田政文 (30分)
-「価値」とは?与えられたものなのか?考えない人達。考える事。
闘う人はいつもどこか狂気を孕むものだ。
「演劇」という枠組みの中でどこまでも主張を掲げる闘争。
これは実験である-
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